1)前提としての2つの想い
想い①:いろいろな事情で係ができない家庭の子どもでも参加できるチームにしたい
親の介護、小さい子どもの世話、共働きの激務、他の自主活動が忙しい、あるいは自分が野球に全く興味がない、などなど、各家庭にはいろいろな事情があります。
そして、それらの事情が家庭にあるが故に持ち回り制の係・役員・当番制を採っているチームに入ることができない子どもが神奈川県にたくさんいます。
オーシャンズはいろいろな事情で係ができない家庭の子どもでも気兼ねなく参加できるチームで有りたいと思っています。
想い②:係をやる/やらないの不公平感をなくしたい
一方で、全員持ち回り制の係を作らずに「やれる人がボランティアでやりましょう」だと、ある種の不公平感がどうしても出てきてしまいます。
(うちの家庭はこれだけお手伝いしているのに、あそこの家庭は一切何も手伝っていないなど)
(あるいはお手伝いできない家庭が逆に後ろめたさを感じてしまう部分も。。)
2)想いを実現するための「ささやかなお礼」方式
①係ができない家庭の子どもでも参加できるチームにしたい
②係をやる/やらないの不公平感をなくしたい
以上2つの想いはある意味相反しますが、それを解決するために、オーシャンズでは、皆さんから運営費を集めた上で、チーム運営に協力していただいた方々に「ささやかなお礼」として還元する形を採っています。
それに伴い、お手伝いしていただいている家庭は(多少の)納得感を感じることができ、逆にお手伝いできない家庭はお手伝いできないが故の後ろめたさを感じなくてもよくなるのでは、と考えています。
加えて、チームの運営に際しては徹底的な効率化とデジタル化を強力に推進しています。